・容器から薬剤を注いだら、出来るだけその都度注ぎ口をウエスで拭き、しっかりと蓋を閉めて
下さい。(密閉が悪いと残りの薬剤が硬化またはゲル化して、使用出来なくなってしまいます)
注ぎ口に付いた薬剤が湿気と反応し、硬化して、密閉を悪くする可能性が有ります。
すると残りの薬剤にも湿気が入り込み、次回の使用時までに硬化が進み使用できなくなることが
有ります。
・ナノクリアスは溶剤のアルコールが揮発した後、空気中の湿気と反応して硬化します。基材に
水が付いていると劇的に反応しますので、しっかり乾燥させ、埃を払ってから塗布して下さい。
・指触乾燥は2~4時間で、半日有れば普通の使用は出来ますが、基材に浸み込んだナノクリアスは、基材に含まれる水分とゆっくり反応しながら硬化します。完全に硬化する目安は3日とお考え下さい。
・薬品について。ガラスのコーティングである為に、酸性の耐薬品性は問題ありませんが、ハイ
ターやカビキラーの原液の様な「強アルカリには弱い」ので(ガラスが溶けます)御注意下さい。
・ナノクリアスは湿度50%程度を想定して調合されています。湿度が高いと白化(被る)現象を起こします。また乾燥し過ぎると硬化が遅くなりますので、作業場の湿度調整に注意して下さい。(台風の翌日などには注意が必要です。)
・ナノクリアスは無機ガラスと樹脂の混合コート剤です。薄く塗り伸ばして下さい。
ガラスの性質上、厚塗りしますと割れや剥がれの原因及び塗膜不良の原因にもなります。塗布にはコテバケ等の抑えの効く塗り道具がお勧めです。
特に「高耐久タイプ」は粘度が上がります。しっかり押さえて薄く薄く塗るようにしてください。
・塗り道具は、細かい部分はメラミン樹脂 (100円ショップで売っている白いスポンジです。) や、コテ刷毛、カーワックス用のスポンジ等がお勧めです。もちろんウエスによる拭き取りも可能です。
・使用後はシンナー等で洗って下さい。アルコールでも構いませんが、市販の製品は水が含まれている事が多く、洗浄中に硬化の反応を起こしてしまうケースがございます。道具が使用出来なくなる可能性が有りますので、注意が必要です。
「半つや」及び「つや消し」タイプについて
・半つや、つや消しタイプの場合、つや消し剤が沈殿致します。ガラス棒などで十分攪拌して
ご使用ください。
・上澄みをご使用になると、「つや有り」となります。
分散剤などを入れればそのような事は不要ですが、製品の安全性を最優先に出来るだけ添加材を少なく塗布する際の安全も考えております。
ご不便をお掛けしますが、なにとぞご理解下さい。
ナノクリアスは湿気と反応して硬化しますので保存には湿気対策が不可欠です。
ナノクリアスの保存方法の注意点をご案内します。
ナノクリアスは塗布後、溶剤のアルコールが揮発した後に、空気中の湿気と反応して硬化する製品です。漆と似たような硬化のサイクルを持っています。
先ずは、ご使用になられる際に容器からナノクリアスを出し、別の容器に移して塗布の作業に入られるかと思います。
この際、容器の注ぎ口に着いたナノクリアスは、硬化して容器の密閉を阻害する可能性があります。
何回か注ぐ内に、湿気との反応が進み、塊が出来てしまう心配があります。(容器の密閉が不完全になってしまいます)すると、残ったナノクリアスを、しばらくしてから使用する際に、注ぎ口の隙間からアルコールが揮発して湿気が入り、硬化が進行してしまいます。
ドロドロになったり、固まって使用できない事が起こります。
これを防ぐためには、容器から別の容器に移す際にはウエスをご用意していただきき、注ぐたびに注ぎ口に付いたナノクリアスを拭き取り、しっかりと封をしてください。
残ったナノクリアスは冷暗所に保存してください。
冷蔵庫などに保存するのも良いのですが、お子さんがいらっしゃる場合など事故になるといけませんので、子供さんなどの手の届かない所で、温度の上がらない冷暗所に保存してください。
瓶のタイプ(70ccと200cc)は長期の保存を想定しておりません。保存される場合は蓋の部分にラップを巻いて頂き、その上からビニールテープなどでしっかりと湿気が入り込まない様にして冷暗所に保存して下さい。ご使用時期が大きく変わりますと温度設定して調合されておりますので硬化時間が大きく変わることが想定されますので保存後のご使用にはご注意下さい。
シリコンのパッキンの付いた蓋が出来る容器にシリカゲルなどの乾燥材を入れて、その中にしっかりと封をして入れておくと硬化が進みにくいのでお勧めです。
【商品案内】
「市販では100g18.9L用が税込み定価20,020円のところを数量限定 100g+6g 20L用に増量して税込み、送料無料で 17,072円にて販売しております。是非ご比較の上ご検討下さい。
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