日当たりの良いガラス張りの際は無垢のフローリングにウレタン塗装をしてありました。紫外線により着色が退色しウレタンが硬化してしまっておりました。
着色の退色が進んでいる様子がうかがえます。
ガラスの際の部分は一番陽が当たる様子で内部より劣化が進んでいるようでした。
毎日の直射で次第に退色とウレタンの黄変と劣化が進みます。
着色がほぼ全て消えてしまい無垢材の色が見て取れます。このまま置いておきますと次第にグレーに変色して劣化が更に進む感じです。
内部の直射日光の当たらない部分は退色は見受けられません。
窓際と同時期に施工されましたが日々の紫外線による影響で陽の当たる部分の劣化が進んでしまった様子です。
屋内部分は紫外線による劣化は無く、定期メンテナンスで塗布されるワックスが何回か重ねられることで次第に劣化硬化したワックスによる汚れが目立つようになりました。
床の研磨を行いました。研磨の機会にへパフィルターの付いた集塵機を接続し研磨の粉を強力に集める方法を採用し、養生することなく研磨作業が行われました。
研磨の様子と集塵機
大きな機械で研磨出来ない部分は際用の小型研磨機械で丁寧に作業しました。
粗い研磨紙50番から始まって80番、120番と段々細かい研磨紙に変えながらフローリング面を整て行きます。そして120番の研磨跡を消すためにポリッシャーに120番の研磨紙を取り付け研磨の方向を変えて表面を磨きます。
小型の研磨機でも綺麗に研磨出来ない部分はハンディの研磨機で丁寧に既存の塗膜を除去して行きます。
着色を色の付いた石を粉にしている鉱物性の顔料で行うことで対候性を確保しているロハスコート
外装では3回塗りで耐候促進試験で2000時間をクリアしている製品。パイン色を使いました。
ロハスコートは水性無公害封止型塗料と呼ばれており、塗布して完全乾燥しますと酸素と水蒸気は塗膜を透過させますが、有害化学物質で一番小さな分子構造を持つホルムアルデヒドのサイズの分子はブロックしますのでお部屋が汚染されません。
ロハスコートの塗膜は完全乾燥後は無臭になるので、塗装の臭いで悩まされることはありません。
今回はロハスコートを2回重ねてその上にUVカット剤を配合したナノクリアス(ガラス塗料)で表面を保護することとしました。
鉱物性の顔料とUVカット剤入りのガラスで二重に紫外線対策をしました。
ナノクリアスの標準タイプ、ツヤあり、UVカット剤入り 1リットルを2本用意しました。
ナノクリアスの標準タイプ、ツヤありを塗布したので、着色にツヤが出ています。
ナノクリアスのご購入はこちらから。
TNCショップにご案内致します。
【商品案内】