開封後使用しナノクリアスが残った場合ですが、保存するためにやって頂きたい作業がございます。
元の容器から、塗布の為の容器に移して、ナノクリアスを注ぎ入れる作業を何回かされるかと思います。その際には、注ぎ口に付いた材料をその都度ウエスでふき取ってください。
ナノクリアスは溶剤が揮発しました後、空気中の湿気と反応して硬化するタイプの液体ガラス塗料です。注ぎ口に付いた材料は、空気に触れて次第に硬化してガラスの塊になると思われます。
すると、容器の密閉が阻害されてしまい、容器の中に湿気が継続して供給される状態が発生します。こうなってしまいますと保存期間中に硬化してしまい、残ったナノクリアスは使えなくなります。
上記の作業を確実にして頂くことで保存期間に材料が硬化するのを防ぐことが出来ます。
湿気と反応して硬化するタイプの材料ですから保存には湿気対策が欠かせません。
容器が瓶のタイプ(70cc及び200cc)では蓋の部分にラップを掛けてその上からビニールテープをぐるぐると巻いて頂き、更にその状態の物をビニール袋に入れてきっちりと口を塞いで冷暗所に保存して下さい。
瓶のタイプは缶のタイプより湿気が入り込みやすいので特に念入りにお願い致します。
缶のタイプは瓶のタイプより蓋の密閉は良いのですが、やはり同様にラップとテープで湿気をシャットアウトして更にビニール袋に入れて冷暗所に保存して下さい。
可能で有れば冷蔵庫(低温で乾燥している)に入れる事が出来れば更に良いです。
保存期間ですが、ナノクリアスは「お手元に届いた時に一番使いやすい状態になるように調合して」お送りしておりますので、出来るだけ必要な量をご注文頂き使い切って頂くのが一番良いのです。(なぜそのような調合をしているかにつきましては後でご説明致します。)
お客様からのお話で、シリコンのパチンと蓋の出来る容器にナノクリアス(ラップとビニールテープで巻いたもの)の瓶を入れてそこに乾燥材を投入して保管することで瓶のタイプのナノクリアスを最後まで使い切る事が出来たとのお話を頂きました。湿気対策として非常に効果が高いと思われます。
それでも材料は残りますので保存期間の目安をお伝え致します。
最初にお伝えした方法で容器の湿気対策をすることで湿気との反応による硬化は防げると思いますが、溶剤の劣化なども考えられますので、1年以内にご使用ください。
但し、再度ご使用になる時期がご購入の時期と異なる場合、乾燥時間が最初に使った時と同じような乾燥時間にならない場合が多いのでゆとりを持った工程でご使用ください。
ナノクリアスの調合について。
ナノクリアスはご注文頂きますと、お届け先の地域の気温を調べて、その温度に合わせて調合してお送りしております。
基本的には「お手元に届いた時点で一番使いやすい状態であるようにして」おります。
これは販売する立場では手間のかかることで経費が増える以外の何物でもありません。
では何故このようなシステムに至ったかと申しますと、ナノクリアスを自社製品に定番の最終コートとして採用して下さっている家具産地のお客様からのご要望が有ったからです。
ナノクリアスの工場は家具産地の大川市にございます。
日々数多くの家具が作られ、その仕上げに塗装が施されます。
一般的な大量生産の塗料の様な作り方(仮に決めた一定の温度と湿度を目安として大量に製造し、小分けにして販売する方法)で製造しますと、仮設定の条件に近い環境ではカタログに書かれた通りに乾燥し硬化して行きますが条件が変わるとなかなか乾燥しない=硬化しない状況が起こります。
すると結果として製造工程に狂いが生じてしまいます。
納期が遅れたり次の制作予定に変更が必要になったり致します。
実際にナノクリアスの発売当初にはこのような問題が発生し、クレームが発生しました。
ナノクリアスのヘビーユーザーは大川市内の家具メーカーさんになります。
お客様のご要望に応えていかなければ継続のお取引は難しくなってしまいます。
ナノクリアスは溶剤のアルコールが揮発した後、漆の様に空気中の湿気と反応して硬化するタイプのコーティング剤ですので、溶剤が揮発するだけでは完成品になりません。
湿度と温度の両方をご注文の都度調合することは製造工程からして無理でしたが、温度につきましては調整が可能でしたので1注文ごとに調合する方法を採用しました。
以来、家具メーカーさんからのクレームが解消され現在に至っております。
インターネット通販の場合、大川市よりも北は北海道、南は沖縄と温度差が大きいので乾燥時間のばらつきが大きくなりますので、家具メーカーさんと同様に1本1本気温を調べてから調合して発送しております。
お問い合わせのご記入についてのお願い。
アウトルックの性質上記入できる文字に制限がございますのでご注意下さい。
「絵文字、機種依存文字、半角カタカナはご利用いただけません。」と書かれております。
説明文
メールの一部が文字化けしている場合
パソコンで受信したメールの一部分に「=」や「?」の記号が入ってしまい、
意味が通じない文章になってしまっているのを見かけたことはありませんか?
これは「機種依存文字」や「携帯電話の絵文字」が文字化けしたもの。
一般的に、これらの文字はパソコン用のメールソフトでは正しく表示されません。
また、「半角カタカナ」もパソコンのメールソフトでは表示できない場合が多いです。
半角のカタカナを使用したメールでは、エラーが発生するだけでなく、
サーバーにも大きな負担がかかる可能性があります。
「機種依存文字」や「携帯電話の絵文字」、「半角カタカナ」などによる文字化けは、
メールソフトの設定では解決できないため、
パソコンでメールのやりとりをする場合はこれらの文字を使わないで送るようにしましょう。
よろしくお願いいたします。
【商品案内】
「市販では100g18.9L用が税込み定価20,020円のところを数量限定 100g+6g 20L用に増量して税込み、送料無料で 17,072円にて販売しております。是非ご比較の上ご検討下さい。
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